道端に咲くオレンジの花、ナガミヒナゲシってどんな植物? 開花時期•花言葉•名前の由来•長実雛芥子 | 室内ガーデニング

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室内で土を使わず、観葉植物を育てています。街中で見つけた植物についても綴ります。

春になり草花が活気づいていますが、淡い

オレンジの花を見かけるようになりました♪

ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)です花 

開花時期は4-6月、草むらや道端など、

どこでも簡単に見つかります照れ


巷では道端に咲く謎のオレンジの花とも

言われているようです。。


このナガミヒナゲシはポピー(ヒナゲシ)の
仲間なのですが、園芸品種のポピーより花が
小さく、実が細長いため、ナガミヒナゲシ
(長実雛芥子)と名付けられたようです♪ 
”ケシ”と聞くとアヘンなど怖い成分を想像
しますが、このナガミヒナゲシを含めて
ポピーはアヘン成分を含まないようですウインク


可愛らしい花なので、ついつい見惚れて

しまいますが、特定外来生物に未だに登録

されていないものの、かなり注意が必要な

ようです。。なんと1つの実から1000個

以上の種子を作ったり、アレロパシー物質と

呼ばれる他の植物の成長を抑える成分を

葉や根から出し、その土地の生態系に影響を

与えますガーンお庭で見つけた場合は、

適切に除去したほうがいいかもです。

アヘン成分は含みませんが、素手で触ると

かぶれることもあるので注意が必要です。


左: つぼみ 右: 種子がつまった長い実



原産地は地中海沿岸ですが、その繁殖力で

すっかり日本に帰化しています。種子が

いろんなところに運ばれ、ポツンと咲いて

いることも多く、改めて道を歩きながら

観察していると結構咲いていますびっくり

タイヤや人の足で種子が運ばれるようですガーン


そんなナガミヒナゲシの花言葉は“慰め”、

”癒し”、平静”と可憐な一輪で咲く花の姿に

ピッタリです♪ 生態系に悪影響さえ

なければ、とても素敵な花なのですが。。


ケシ科の植物と聞くと少し驚きますよねびっくり 

外来生物への意識を高めていかないとです。。

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